生活側の要因
頭皮の状態は、洗い方の外側にある要因にも左右されます。費用がかからない順に並べます。
寝具が最も見落とされる
頭皮が1日で最も長く接しているものは、シャンプーではなく枕です。7時間前後、直接触れ続けています。
枕カバーには、頭皮の皮脂・汗・整髪料・角質が蓄積します。これを数日以上替えないと、洗った頭皮を毎晩そこに戻していることになります。
対策:
・枕カバーを2〜3日で交換する(これが最も費用対効果が高い)
・枕本体も定期的に手入れする(洗えるものかを確認)
・タオルを1枚敷いて、毎日交換する(カバーを毎日洗うより手軽)
・濡れた髪で寝ない
3つ目は実用的です。カバーの洗濯が負担なら、フェイスタオルを敷いて毎朝替えるだけで、接触面は毎日清潔になります。
睡眠と皮脂
睡眠不足が続くと、体の調子の変化として皮脂の分泌や肌の状態に影響が出ることがあります。頭皮も皮膚なので、同じ影響を受けます。
また、睡眠不足はストレスと結びつき、掻く癖を増やします。掻けば傷ができ、傷は炎症の入り口になります。
現実的にできること:
・就寝時刻を一定にする(時間の長さより、規則性のほうが変えやすい)
・寝る前の飲酒を減らす(睡眠の質に影響します)
・入浴を就寝の1〜2時間前に
食事の影響
食事と頭皮の関係は個人差が大きい領域ですが、一般的に次のような傾向が指摘されます。
・脂質・糖質に偏ると、皮脂の分泌に影響することがある
・ビタミンB群は皮膚の状態に関わるとされる
・アルコールは皮脂の分泌や睡眠に影響する
ただし、食事だけで頭皮の状態が劇的に変わることは期待しないほうがよいのも事実です。優先順位としては、洗い方・寝具・睡眠のあとに来ます。
単身赴任や一人暮らしで外食が続いている場合は、偏りが出やすい環境です。ここを整えることは、頭皮以外にも効きます。→ 食事をどう回すか
その他の要因
①帽子・ヘルメット。仕事で長時間かぶる場合、蒸れる時間が長くなります。可能なら休憩時に外して乾かす。内側を定期的に拭く。
②季節。夏は皮脂と汗、冬は乾燥。同じ製品を通年使っていると、どちらかの季節で合わなくなることがあります。
③整髪料。使う量と、落とし方。頭皮につけないだけで負担が減ります。
④紫外線。頭皮も日焼けします。長時間の屋外では帽子を。
⑤ストレス。直接の因果を断定はできませんが、掻く癖・睡眠・食事を通じて影響します。
これらはすべて「悪化させない」ための項目です。すでに炎症が起きている場合、これらを整えても改善しないことがあります。その場合は受診が近道です。
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洗浄力・成分は製品により異なります。区分をご確認ください。
- 医薬部外品・化粧品の区分をご確認ください
- 掲載内容は各社公式サイトの公表値です
- 効果には個人差があります